2019年7月にKindle Paperwhite(キンドル ペーパーホワイト)を購入しました。
バージョンは、2018年発売で購入時最新の第10世代。
※2022年1月現在のKindle Paperwhite最新は第11世代です。本記事は1世代前のレビュー記事のためスペック等が異なる可能性があります。最新情報は必ずAmazon公式サイトでご確認ください。
そして、詳細なスペックはいくつか選択できますが、私が選んだのは「容量8GB・広告無し・WiFi」。
正直迷ったらこのスペック充分ですしオススメです。
PaperWhiteは紙のような質感でかつ、「防水・軽量・画面反射しにくい」ということなので、以下のような便利な使い方ができそう…!と思い購入に踏みきりました。
【防水】→お風呂で読める
【軽量】→分厚い本とか薄い本2冊かばんに入れてたら重すぎた。コレ一つで済むなら良さそう
【画面が反射しにくい】→公園のベンチでも読める
そして実際に1ヶ月使ってみて、上記についてはどうだったかを“正直に”語っていきます。
また、いまいちだなぁと思ったポイントもあるのでそこも正直に。
購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
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私が購入したのはKindle Paperwhite
Kindleは3種類ある
※画像引用:【NEWモデル】Kindle Paperwhite (8GB) 6.8インチディスプレイ 色調調節ライト搭載 広告つき
Kindleには以下3種類あります。
- Kindle(8,980円〜)
- Kindle Paperwhite(14,980円〜)
- Kindle Oasis(29,980円〜)
この中で私は「防水機能」が欲しかったため、真ん中のPaperwhiteを選択。
ちなみに最上位のKindle Oasisにも防水機能はあります。
無印Kindleには防水機能は無し。
でも29,980円も払うなら、もはや普通のタブレットでいいんじゃない?と思ったのと、Oasisにしか無い機能(明るさ自動調整・自動画面回転機能等)に惹かれたなかったため選択せず。
また、Paperwhiteの名の通り紙のように読みやすい「E Ink(イーインク)ディスプレイ」を採用していて、普通のタブレットより目が疲れにくい。
「防水」も重要でしたが、この「紙のように読みやすい」というのも普通のタブレットではなくKindleを選んだ理由です。
ちなみにこの「E Ink(イーインク)ディスプレイ」は他の2つのKindleにも採用されています。
そのため防水機能が不要であれば一番お手頃な無印Kindleを選択肢に入れるのもあり。
ただし解像度は、Paperwhiteが300ppiなのに比べ無印Kindleが167ppiなのでちょっと画質が荒そうです。
(文字はまだ良いかもですが、漫画とかの画像の場合には大きな違いが出るのでは?)
Kindle Paperwhiteにも種類がある。選んだ基準は?
そんなわけで私はPaperwhiteを購入しよう!となったのですが、なんとPaperwhiteにも種類がある(笑)
- 容量:8GB/32GB
- 広告:広告付き/広告無し
- ネット接続:Wifi/Wifi+無料4G
容量と広告はそれぞれ個別で選択できますが、「WiFi+無料4G」を選択する場合は容量32GB・広告無しのパターンのみ。
要するに以下のパターンがあるということですね。
- 容量8GB、広告付き、WiFi
- 容量8GB、広告無し、WiFi
- 容量32GB、広告付き、WiFi
- 容量32GB、広告無し、WiFi
- 容量32GB、広告無し、WiFi+無料4G
また、私が選んだのは上記ので色を付けた2番目のもの。
理由は次の通りです。
容量は8GBか?32GBか?迷ったら8GB
8GBと32GBでは約2,000円の差があります。
私が選んだのは安い方の「8GBモデル」。
はじめは容量は大きいほうがたくさん本を入れられて良いのでは?とも思いましたが、Kindleって基本的に同時10冊までしか入れられないんです。
私は実際に10冊入れてみましたが、その時の残容量が約5.8GB。
使用容量ではなく残容量です。
もうね、8GBすら大きすぎるんです(笑)
そのため迷ったら8GBをオススメします。
ただし入れた10冊はすべて文字のみのものですし、ページ数は少なめ〜標準的なものが多かったです。
もし1冊の分量が多い本を入れたいなら32GBを検討してもよいかもしれません。
あ、でも実は10冊以上入れる方法もあります。
詳細は"Kindle 10冊以上"とかで検索していただくと分かりますが、PCに接続してなんとかかんとか…ってちょっと面倒くさいなと感じました(笑)
でも、その方法を面倒だと思わない方であれば、より多く入れられる32GBを検討するのはありだと思います。
広告付き?広告無し?→迷ったら広告無し
広告付きと広告無しでは約2,000円の差があります。(広告付きのほうが安い)
私が選んだのは高い方の「広告無し」。
決め手は以下のAmazonのレビューでした。
失敗でした。
広告なしにすべきでした。
以前のそれは、さほど気にならなかった。情報というほどのもの。
ところが、今度は執拗。
鬱陶しい。逆効果じゃないかしら。
ならしていったらマシになるのか。
追って、また、書きますが、とりあえず、今、買おうとしているあなた、二千円の差以上でしょう。
このKindleでは。
迷わず、広告なしを買うことを勧めます。
2,000円の差で後悔するかもしれないなら、私はその2,000円を迷わず払います。
快適に読みたい。
ただし、以下のようなレビューもありました。
広告ありを購入しましたが、
スリープからの復帰時にスワイプが必要になるだけです。
私の場合、
「お気に入りの1冊を見つけよう」
というページが表示されているだけです。
やはり気になるか気にならないかは個人差がありますよね。
あなたはこの2,000円差をどう取りますか?
WiFiか?WiFi+無料4Gか?→迷ったらWiFi
WiFiモデルとWiFi+無料4Gモデルとでは約5,000円の差があります。(WiFiのみの方が安い)
私が選んだのは安い方の「WiFiモデル」。
無料4Gってなんぞや!?と思い調べてみたところ、「外出時にKindle本をダウンロードしたい時に使える携帯通信」といった感じのものです。
回線速度は速くないようなので「Kindleだけで使える格安SIM」といった感じですね。
また、「無料4G」の名の通り月々の料金等は発生しません。(購入時に5,000円高いだけ)
それなら無料4G付きの方がいいかな…?とも思いましたが、Amazonレビューに以下のような感想がありました。
いつでも、どこでも読書が出来ると思って4GLTE モデル を買いました。
しかし、実際は4Gでダウンロード出来ない書籍が多数ある。マンガはほぼ全滅、雑誌もダメ。ダウンロード可能なコンテンツはテキストデータの小説くらいかな?マンガ、雑誌のダウンロードはWi-Fiが必要。
こういった感想がいくつかあったため、私は4G無しのWiFiモデルの購入を決意。
外出時にダウンロードしたくても出来ない本が多数あるならあまり意味がありませんよね。(5,000円も高いのに)
また、もし外出時にいい本に出会いダウンロードしたくなった場合、スマホのテザリング機能やモバイルWiFi・カフェ等のWiFiで対応できるでしょう。
そのため迷ったら「WiFiのみモデル」をオススメします。
Kindle Paperwhiteを1ヶ月使用レビュー
良かったと点もいまいちだと思った点も包み隠さずお話します。
Paperwhiteの良かった点
- 本当に紙のようで目が疲れにくい
- とにかく軽くて薄い
- やっぱり防水で良かった
- 充電のもちがめちゃくちゃ良い
紙のようで目が疲れにくい
画面の白がちょっとくすんでいるというか何というか。白すぎなくて確かに紙のよう。
これは普通のタブレットにはなかなか無い特徴でしょう。
明るさの調整もできますし白黒反転もできます。
(Google検索すると、上位の記事で白黒反転できないってレビュー書いてる人がいますが…できますよ!)
目が疲れにくいというのは確かにうなずけます。
とにかく軽くて薄い
私はPaperwhiteの購入と同時にケースも購入しました。
そして先にPaperwhiteが届いたのですが、正直ケースが届いたのかと思いました(笑)
それくらい軽くてびっくり!おもちゃみたい!が初対面の感想。
公式だとPaperwhiteのWiFiモデルは182g。(Wi-Fi+無料4Gモデルは191g)
うちのタニタさんで計ってみると184gでした。
ちなみにiPhone XSは177g。iPhone XS Maxは208gです。
他の一般的なAndroidスマホもだいたいそれくらいなので、スマホ1つ分くらいと思っておけばOK。(Max等大きめのものよりは軽い)
あなたのスマホのカバーを外して「あ、こんなもんか」を実感してみてください。
ちなみにマンガ本と比べてみたところ、NANAの1巻(約180ページ、145g)よりは重く↓
NANA9巻(約270ページ、206g)よりは軽い、ということが分かりました↓
要するにPaperwhiteは、スマホ1台分/マンガ本1冊分くらいの軽さということです。
めちゃくちゃ軽いです。
そして薄さも8.18mmとかなり薄い。(マンガ本の3分の1くらいの薄さかな?)
かばんに入れても全くかさばらないので、女性の小さめのバッグでも存在感なく収まります。
あ、ちなみにケースはこちらを購入しましたよ↓
せっかく薄くて軽いKindleに分厚いカバーは付けたくなかったので、袋状の薄めのケースにしてみました。
入れてみるとこんな感じ↓
すっぽり収まっていい感じです。
防水が良い
※画像引用:【NEWモデル】Kindle Paperwhite (8GB) 6.8インチディスプレイ 色調調節ライト搭載 広告つき
やっぱり防水機能付きのPaperwhiteにして良かった!
防水機能はIPX8等級。真水で水深2メートルまで最大60分耐えられるくらいです。
私はお風呂で読むことが多いので防水機能は必須。
シャワーがいくらかかっても気にしなくて大丈夫ですし、湯船につかりながらゆっくり読めるのが良い。
充電のもちがめちゃくちゃ良い
これはそれほど期待していなかったいうか重要視していなかったのですが、全然減らない。充電が全然減りません(笑)
何時間でどれくらいというのは測っていないので分からないのですが、週末持ち歩く程度なら2〜3週間とかもっちゃうかも。(もちろん読む頻度にもよる)
やはり読書に特化した製品で余計な機能が無いからですかね。
重要視してなかったですが、思わぬ良い誤算でした。
Paperwhiteのいまいちだった点
- タッチ時の反応が遅い
- ページ送りの時に画面が一瞬白黒反転する
タッチ時の反応が遅い
iPhoneの反応速度に慣れていると、Kindleのタッチ時の反応速度はかなり遅く感じます。
ただし遅いのは、「本を読んでいる→ホーム画面に戻る」等大きく画面が変わる時のみ。
読書中のページ送り時には特に遅いとは感じません。
あと、慣れるのでそのうち気にならなくなります。(個人差はあると思いますが)
またAmazonレビューを読んでいても、この「タッチ時の反応速度」について書いている人が少ないので、それほど気にしなくて良いかも?しれません。
ページ送り時に一瞬白黒反転
これは正直一番の不満。
本の種類にもよりますが、特に「章の変わり目」や画像が入っているページ?で画面が一瞬白黒反転します。一瞬「チカッ」っとなります。
一瞬「眩しいっ」ってなるんですよね。
ちなみに画面の背景を白に設定していても黒に設定していても同じです。
Amazonレビューにもやはり以下のような感想がありました。
マンガだと聞いてた以上にページめくりの白黒反転がきついです。
とてもよいがページめくりの白黒反転がピカピカするのが疲れる。
画像のあるページに移る時にいちいち画面が反転して、目がチカチカして辛いです。漫画など、めくるたびに一瞬ずつ白黒反転するのでイライラしてとても読めません。
しかし実際は以下のような感想の方が多いかな?とも感じました。
主に漫画を読んでおりますが、ページをめくる際の白黒反転、動作が重いことも気になりません。
ページを送る時、白黒反転するのが少し気になりますが、まぁ慣れれば大丈夫かな。
白黒反転も購入前は気になってましたが、実際使用すると全く気になりません。
これについてはは個人差がありますし、実際読む本によっても違うので何とも言えません。
「そういったことがあるんだな」というのは把握しておいていただきたいと思います。
Kindle Paperwhite 1ヶ月使用レビューまとめ
あらためて私が購入したのは以下の2番めのKindle Paperwhite。
- 容量8GB、広告付き、WiFi
- 容量8GB、広告無し、WiFi
- 容量32GB、広告付き、WiFi
- 容量32GB、広告無し、WiFi
- 容量32GB、広告無し、WiFi+無料4G
KIndle本は基本的に10冊まで保存可能、広告でイライラしたくない、無料4Gではダウンロードできない本が結構ある、ということを加味するこれが一番良いのではと思います。
【良かった点】は以下。
- 本当に紙みたいで目が疲れにくい
- とにかく軽くて薄い
- やっぱり防水で良かった
- 充電のもちがめちゃくちゃ良い
あと一つ「画面が反射しにくい」については、太陽の下で読む機会が今のところ無いのでよく分かっていません(笑)
【いまいちだった点】は以下。
- タッチ時の反応が遅い
- ページ送りの時に画面が白黒反転する
良い点もいまいちな点も感覚には個人差があとは思いますけどね。
そして個人的には不満も書きましたが、大満足です。
軽くて薄くてかばんに入れても全くかさばらず目が疲れにくい。おまけにお風呂で読めるのはコレ以外に無いと思うんですよね。お値段も高すぎませんし。
あなたも一度試してみては?
※Amazonのレビューも参考にどうぞ↓
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