熱中症対策グッズにオススメの「冷却タオル」といえば、テレビでも何度も紹介されている「夢ゲンクールタオル」。
こちらを購入したので詳細にレビューします!
また、夢ゲンクールの類似品はたくさん販売されており、半額以下で購入できるものも。
あまり違いが無いならお安い方がいいですよね。
というわけで類似品も購入し、「夢ゲンクールタオルと類似品はどれだけ違いがあるのか!?」も検証してみました。
ぜひ参考にご覧ください。
冷却タオルとは?
まず、冷却タオルとは、
「ぬらして」→「しぼって」→「ふるだけ」
で、すぐに冷たくなってひんやり気持ちいいタオルのことです。
しかも、ぬるくなったら再度ふればまた冷たくなるという熱中症予防に最適なグッズ。
熱中症は暑さで体温調節機能が破綻したりして起こる症状。
もちろん水分や塩分も大切ですが、冷却グッズによって体を冷やすことも大切です。
実際に日本気象協会のページにも、熱中症対策の一つとして“「冷却グッズ」を身に着けよう”と記載がありました。
夢ゲンクールタオルとは?
冷却タオルの中では圧倒的に有名な商品かと思います。
「ポシュレ」「ヒルナンデス」や「王様のブランチ」マツコの「月曜から夜ふかし」等テレビでも、実演販売で有名な“レジェント松下”さん等にて何度も紹介されています。
夢ゲンクールタオルの使用レビュー
早速Amazonで購入して使ってみました!
色はピンク・ブルー・ネイビー・グレーの4色展開。私はブルーを購入しました。
裏面には分かりやすく図入りで説明が書かれています↓
ちょっと見づらいですかね?
公式サイトでは以下の使用説明が載っています。
濡らして、絞って、振るだけ!
なので使い方はカンタンですね。
また、夢ゲンクールにはUVカット効果(UPF50+)もあります。
おそらく首に巻いて使うことが多いでしょう。これを巻いておけば、首の日焼け防止にもなりそうです。
そして、早速出してみると、片方の端には“夢”の文字が(笑)
これはマイナスポイント…と思いましたが、ロゴは小さい(直径3cmくらい)ですし、首に巻いちゃえば全然見えません。
また、表も裏もブルーですが、表と裏で生地感が異なります。
表(ロゴがある方)はツルツルしていて、裏面は少しメッシュのような感じ。
そして全体的に生地がとても柔らかくて薄め。
これなら首でも腕でもしなやかで巻きやすそうです。
で、さっそく濡らして絞ってきました↓
やはり生地がなめらかで薄めなので絞りやすい。
しかしこの時点では全然冷たくない!(大丈夫!?)
と、思いつつ強めに振って腕にかけてみました↓
“ほんとだ!冷たいー!!”
なんだか体温がタオルに吸い取られる感じがします。
これは…いい。
思ってたよりいいかも。
なんとレンジで温めた夢ゲンクールの場合でも、振ると54.8℃→15.4℃まで下がったとのこと…!
私は自転車によく乗るのですが、その時に使うのも良さそう。
いや、ほんとに冷たいですよコレ。
サイズは31cm×100cm。
長さはこんな感じです↓
って写真だと分かりづらいですね(笑)
長さは100cmで、一般的なフェイスタオルは約80cm。これくらい違います↓
また、普通のタオルより薄くて柔らかいこともあり、女性の私が首に巻くと両端が15cmくらいずつ余ります。
おそらく首が太めの男性が巻いても十分な長さかと。
そして、「ぬるくなったらまた振って」って書いてあるんですが、室内だと、私の体温だけだと全然ぬるくなりません(笑)
ってわけで、ドライヤーの温風をかけて少しぬるくして、再度振ってみました。
“なるほど〜!冷たさが蘇るってこういうことね…!”
振ると、明らかに体感できるほど冷たさが蘇りました。
しかも結構タオル自身が水分をたくさん含んでくれるので、すぐ乾く心配も無さそうでそれもいい。
あ、コレは室内で使えば冷房嫌いな方にもいいかもしれませんね。
夢ゲンクールタオルと類似品の比較
見た目の比較
今回比較対象として購入したのはこちら↓
価格は夢ゲンクールの半額以下。
半額以下で購入できて使用感があまり変わらないなら、正直こちらでいいですよね。
色は私はグレーを選択しましたが、オレンジ・グリーン・グレー・パープル・ブラック・ブルー・ライトブルー・ローズレッドの8色から選択可。
しかも、ボトルに入っているので、持ち運びやすそう!と思いこちらを購入してみました。
ただし、UVカットについては、“UVカット効果がある”と記載はあるものの、数値の記載はありませんでした。
キャップのプラスチックの部分はこのように開くので、カバンの紐なんかにも掛けられます。
安いし色も選べるしボトル入りだし…すごく良さそうですよね!(UVカット効果は不明)
中身を開けてみるとこんな感じ↓
ボトルの文字は印刷されています。
タオルの色は、表と裏で結構異なります↓
生地の感触の比較
触った感じは、夢ゲンクールより厚め?あと若干ゴワゴワしてる…?
生地の素材自体はかなり似ています。
(おそらく冷える原理は同じなのかな…?)
そして、さっそく濡らして絞ってきました。
(グレーは濡らすと結構色が濃くなりますね。)
実際に絞ってみると差がすごくよく分かったのですが、やはり夢ゲンクールよりも生地が厚めで硬め。
強く絞りたくても若干絞りにくい感じがしました。
そして強く絞りきれない結果、水分を多く含みすぎて服が濡れやすいかも?とも思いました。
冷たさの比較
そして、いよいよ、一番気になる冷たさの比較。
腕に掛けてみました。(写真撮り忘れた。)
“あー!こっちも冷たいー!(あれ?夢ゲンクールとあまり変わらないんじゃ…?)”
と、思いました。
はじめは。
が、しかし、夢ゲンクールの方は体温がタオルに吸い取られていく感じがしたのに比べ、こちらはタオルのほうが体温に近づいていく感じがしました。(意味わかります?w)
どちらも冷たい感じはするのですが、夢ゲンクールのほうが冷たさが持続するなと感じました。
いや、値段が違うからそう思いたいだけじゃないか!?と自分を疑い(笑)、何度も何度も腕や首に掛けてみたのですが、やっぱり違うんですよね。
生地感は似ているので、冷たくなる原理はおそらく同じかと思います。しかしながら、夢ゲンクールの方が生地も薄くて蒸発が早く、より気化熱が発生するのかも?しれません。
長さの比較
類似品は30cm×90cm。夢ゲンクールは31cm×100cmなので、比べてみるとこれくらい違います。
長さの違いにプラスしてこちらのほうが若干生地が厚めなため、女性の私は首に巻いても余裕ですが、もしかすると首が太めの男性だと若干短く感じるかも?しれません。
縫製の比較
類似品の方が生地が厚くてごわつく…?と思っていたのですが、ごわつく原因は縫製にもありました。
写真でどれくらい伝わるか…?分かりませんが、ブルーの夢ゲンクールの方は端の部分がとても柔らかい糸で丁寧に縫われています。
一方類似品の方は少し固め。
これが「ゴワつく」と感じる一因なんだなと思いました。
夢ゲンクールタオルと類似品の比較まとめ
と、いうわけで比較結果をまとめると以下。
夢ゲンクール | 類似品 | |
---|---|---|
価格 | △ | ◯ |
見た目 | △ ピンク・ブルー・ネイビー・グレー |
◯ 8色から選択可 ボトル入り |
生地 | ◯ 薄くて柔らか |
△ 厚めで少しゴワゴワ…? |
UVカット効果 | ◯ (UPF50+) |
△ (数値の記載なし) |
冷たさ | ◯ 体温がタオルに吸い取られる感じ |
△ タオルの温度が体温に近づいていく感じ |
長さ ※幅はほぼ同じ |
100cm | 90cm |
縫製 | ◯ 柔らか |
△ 少しゴワつく |
やはり夢ゲンクールタオルの方がお高いだけあっていい商品だなと思いました!
一番大事な“冷たさ”にちゃんと差が出ましたしね。
生地の薄さや滑らかさも比べてみると明らかな差。
ただし、色が少ないのは個人的には残念。(ただし以前は2色しかなかったので増えています!)
類似品の方はボトル入なのも持ち運びに便利そうでいいですよね。
あなたはどちらを購入しますか?
私はやはり冷たさの比較をしてしまったこともあり(笑)、夢ゲンクールタオルの方を使っていきます!