TinyBetter株式会社よりプロジェクト管理ツールHignull(ヒグヌル)のレビュー依頼をいただきました!
レビュー依頼を頂いたからといって、申し訳ありませんが贔屓はしません。
できるだけフラットな目線で書いていきます。
そして、そもそもプロジェクト管理ツールって他にもたくさんありますよね?
個人的にはRedmine(レッドマイン )が一番身近な存在です。
というわけでこの記事では、
”HignullはRedmineと比較してどう違うの?どこがいいの?”
をご紹介します。
ちなみにどちらも1ヶ月無料で試すことができます↓
HignullとRedmine比較:プロジェクト管理の必須機能
プロジェクト管理に必須の機能といえばコレでしょう。
- タスク管理
- ガントチャート
というわけでまず、この2機能の画面を比較してみました↓
タスク管理画面の比較
プロジェクトが開始したらまず、一通りのタスク(チケット)作成を実施することになります。
途中で増えることはありますが、開始時にある程度は決まっていますよね。
まず、Hignullのタスク一覧画面はこちら↓
とてもシンプルで見やすいですね。
Redmineのタスク一覧(チケット一覧)画面はこちら↓
こちらはすっきりしている印象。
どのタスクが実行中(進行中)か否かはHignullの方が見やすそうです。
そして、タスク作成画面はこちら↓
Hignull↓
入力画面がとてもシンプルで見やすいです。
必須入力項目も以下のみでシンプル↓
- タイトル
- 状態(デフォルト:TODO)
Redmine↓
Redmineの方は”優先度”や”予定工数”等細かく入力できるのがいいですね。
必須入力項目は以下↓
- プロジェクト(デフォルト:規定のプロジェクト)
- トラッカー(デフォルトで:バグ)
- 題名
- ステータス(デフォルト:新規)
- 優先度(デフォルト:通常)
ちょっと多いかな??
というわけけで、プロジェクトの種類や内容にもよるかと思いますが、こういった印象を持ちました↓
タスク管理画面のポイント
- Hignull:シンプルに管理できる
- Redmine:より細かく管理できる
プロジェクトマネージャーによっても好き嫌いが分かれそうな気はしますけどね。
そして、Redmineでは見当たらなかったのですが、Hignullは以下のような”今週のタスク”や”今日のタスク”といった画面があります。
これはとっても見やすいっ!
タスク一覧とかガントチャートって全体を見るにはいいですが、直近のタスクだけ見たいときには見づらいですよね。
期間指定をしたりフィルタで絞らなければなりません。
その点Hignullは、そういった直近タスクの一覧画面が一発で呼び出せるようにボタンやタブが設けられているので使いやすいなと思いました。
しかも今日が期限のタスクがある場合には、左メニューにピンクの数字で分かりやすく表示されます。
こんな感じ↓
Hignullはプロジェクトマネージャーだけでなく、プロジェクトメンバーの使いやすさも考えて作られているなと感じました。
ただし、いろいろな画面を一発で呼び出せるようになっているがために、ちょっとボタン(項目)が多いなとも感じます。
この辺は慣れが必要かもしれませんね。
ガントチャート画面の比較
プエジェクトの進捗具合はガントチャートが見やすくて良いですよね。
Hignullのガントチャート画面はこちら↓
すっきりしていて見やすいですね。
グリーンの帯が進行中、オレンジが未実施のタスクです。
Redmineのガントチャート画面はこちら↓
やはりRedmineはより細かく確認でき、進捗率(%)も確認できるのがいいですね。
グレーが未実施、緑が進行中、赤が予定より遅れている部分です。
進捗や遅れ具合はRedmineの方が見やすいですね。
(ただし、前から思っていたのですが、Remineの画面ってなんか細かいんですよね(笑)文字もとか全体的に小さい。タスクの数が多い大規模プロジェクト向けなのでしょうか…?)
Redmineには無いHignullのメリット
ここからはRedmineには無いHignullのメリットをいくつか紹介します。
ここまででも少し触れましたが、Hignullはプロジェクトマネージャーがプロジェクトを管理するツールとしてはもちろん、メンバーの使いやすさにこだわって作られていると感じました。
私が感じたメリットはこちら↓
Hignullのメリット
- 個人のタスク管理がしやすい
- カレンダーの自動乗り換え検索が便利
- LINE連携で秘書ボットが便利
- プロジェクト全体の状況が把握しやすい
個人のタスク管理がしやすい
例えばこちらの"ニュースフィード"画面↓
右上のベルマークのところを押すと出てくるのですが、今日が締め切りの自分担当のタスクを一覧で確認ができます。
また、カレンダーは担当者別での確認も可能↓
他のツールでも同様の画面を出すことができるかもしれませんが、こういったメンバー単位の画面が一発で表示できるのは非常に効率が良いです。
”プロジェクト管理ツール”としてだけでなく、”メンバー個人のタスク管理ツール”としても使いやすいなと感じました。
カレンダーの自動乗り換え検索が便利
カレンダーはこういったプロジェクト管理ツールではなく、別ソフトを使っている方も多いのでは?と思います。
しかしながら、Hignullはカレンダーも使いやすいと感じました。
特に私が感動したのは、”乗り換え検索”を自動でやってくれるところ!
例えば、2/25に以下2つの予定があるとします。
- 2/25 13時〜14時 ××社訪問@渋谷
- 2/25 15時〜16時 △△社訪問@有楽町
この2つの予定を入力するとこんな感じ↓
そして、赤枠の部分をクリックすると以下のように右側に1日のスケジュールが表示されます↓
そして、注目すべきはココ!↓
乗り換え検索へのリンクが自動で表示されるんです!
実際にリンクをクリックするとYahoo!の乗換案内へ遷移します↓
※10分前に目的地の最寄駅に着く経路を自動検索してくれます。
客先へ行く際の乗り換え検索って地味に面倒じゃないですか?
今日は○時に××会社だから最寄りは△△駅
→乗り換え検索画面を開く
→現在地と目的地の最寄り駅を入力して検索
という流れ!面倒!
と、度々私は感じていたので、これは嬉しい機能だなと思いました。
LINE連携で秘書ボットが便利
HignullにはLINEと連携できる秘書ボット機能があります。
LINEの秘書ボットでできることはこんな感じ↓
秘書ボットメニュー
- 新しい予定の登録
- 新しいタスクの登録
- 出欠のチェック
- タスクの完了をチェック
- リマインダーの登録
- 次の予定のチェック
- Hignullにログイン
例えば、
「今日終わらせないといけないタスクって何だっけ?」
って時は
”3.タスクの完了をチェック”をタップ↓
※上記は”延期”をクリックした時の画面。何日後に延期するかを設定できます。
「次の予定何だっけ?」
って時は、
”5.次の予定”
をタップ↓
自分でHignullの画面で次のタスクは…次の予定は…と確認するのではなく、ボットに話しかけるだけで自動的に答えてくれます。
まさに自分専用の秘書ですね。
また、Hignullの他の機能を使いたい時やカレンダー画面を見たい時なんかは、LINEからHignulに直接ログインすることもできます。
ログイン直後の画面はこちら↓
メニューはPC画面と同じでわかりやすいです↓
カレンダー画面もスマホでも見やすいですね↓
そしてここまではプロジェクトメンバーの使いやすさについてご紹介しましたが、プロジェクトマネージャーにとってもプロジェクト全体の状況が把握しやすい画面があります↓
プロジェクト全体の状況が把握しやすい
ダッシュボード画面では、以下のようなことが確認できます↓
ダッシュボード画面で分かること
- 未完了タスクは減っているか?(急に増えていないか?)
- タスクは日々着実に完了しているか?
- プロジェクト全体として未完了タスクはどれくらいの割合あるのか?
- 誰か1人にタスクが集中していないか?
上記画面では未完了タスクが増えていっていますが(笑)、通常は減っていくはずですね。
そして未完了タスクが急に増えたら、想定外のタスクがあったとかトラブっている可能性も考えられます。
そして画像の下の方の円グラフを見ていただくと分かる通り、プロジェクト全体はもちろん、メンバーごとの未完了や完了タスクの割合も確認できます。
メンバーによってタスクが偏っていないか?といった確認もできるのはいいですよね。
こういったプロジェクト全体&メンバーごとの状況が一目見て分かるのは、Hignullならではのメリットだなと感じました。
まとめ
Redmineとの比較ははじめの方だけで、途中からはHignullの紹介になってしまいました(笑)
でもそれだけHignull独自の便利な機能が多いんですよね。
特に私が強く感じたのは”プロジェクトメンバーへの使いやすさ”が考えられていること。
プロジェクト管理ツールなので多くのツールでは”プロジェクトマネージャーが使いやすいもの”になっていることが多い印象でした。
しかしながらHignullは、メンバーの使いやすさも考えて作られていると感じます。
ちなみに、特にリマインド設定していなくても”このタスク今日までだったけど終わったの?”と毎日LINEで連絡してくれたりもします↓
よくできた秘書!(笑)
Hignullは1ヶ月無料で使えるので、気になった方はぜひ一度試してみてくださいね↓