ガラケーからほとんどの人がスマートフォンに切り替わりましたね。
そしていろいろなことができるようになった。
ユーザーが各アプリの設定も細かく変更できる。
自由度が高い。
と、いうことは、設定によっては外部からの攻撃を受けやすくなる可能性も。
要するに、
スマホのセキュリティ対策の一部は、ユーザー自身でしていかなければならないということ。
と、いうわけで本日は、
スマホのセキュリティ対策 LINE編
スマホを持っていてLINEを使っていない人はいないのではないか?
と思うほど浸透しましたよね。
たくさんの人が使っているということは、
それだけ狙われやすいということ。
以前、知らない人(中国人?)からブランド物のコピー商品等を売りつけようとするトークが、勝手に大量に送られてきて困る、
といったことがニュースになりましたよね。
それ、設定で届かなくなりますよ。
基本的な設定なのにやっていない人が多いんだなと思いました。
そちらを説明していきます。
ID検索での友だち登録を拒否する
友だち登録をする方法として以下があります。
- ID検索
- QRコード
- ふるふる
- 招待(メール等)
この中で、知らない人から勝手に友だち登録される可能性があるのがID検索です。
QAコードは、QAコードを自分で生成してそれを読み取ってもらわなければ友だち登録できません。
ふるふるは、友だち登録してもらいたい人と物理的に近い距離にいなければできません。
招待は、招待メール等を送らなければ友だち登録できません。
しかしながらID検索は、
適当なIDを入れてそのIDの人が実在すれば、知らない人に友だち登録されてしまうのです。
あなたが何もしていなくても。
適当な文字列を自動生成できるツールなんかもありますから、
あなたのIDが相当複雑なものでない限り、
悪いことを考える人たちに友だち登録されてしまいます。
そのため、この機能はオフにしておくことをお勧めします。
手順は以下。
- 友だち一覧画面の左上のマーク(設定ボタン)をクリック
- 設定画面で、“プライバシー管理”ボタンをクリック
- “IDによる友達追加を許可”をオフにする
これでOK!
これで知らない人に勝手に友だち登録される可能性が一つ減りました。
そしてもう一つ。こちらも設定をオフにしておくことをオススメします。
電話番号での友だち自動登録を拒否する
電話番号での友だち自動登録
を許可or拒否する設定があります。
この設定がオン(許可)になっていると、
相手のスマホにあなたの電話番号が登録されていると、
その人は自動的にあなたを友だち登録できてしまいます。
あなたが何もしていなくても。
適当な電話番号も簡単に作成できるため、
あなたの電話番号が勝手に悪いことを考える人たちのスマホに登録される可能性は
ID検索よりも高いです。
IDは、文字数は人それぞれですし、アルファベットは26文字あります。
しかしながら電話番号は、桁数が固定で数字も0〜9までしかありません。
電話番号はIDよりも簡単に登録されてしまう可能性があるのです。
そのため、この機能もオフにしておくことをお勧めします。
手順は以下。
- 友だち一覧画面の左上のマーク(設定ボタン)をクリック ※先ほどと同じ
- 設定画面で少し下の方へスクロールし、“友だち”をクリック
- “友だちへの追加を許可”をオフにする
これでOK。
これで勝手にあなたの電話番号が悪い人たちのスマホに登録されてしまっても、
勝手に友だち登録されることはありません。
またついでに、
同じ画面の“友だち自動追加”もオフにしておくことをオススメします。
あなたの電話帳に登録してある番号が、今もその人に使用されているかは分かりません。
あまり連絡を取っていない人の場合、
その人の番号は変わっていて、その番号は知らない人が使っている
といった可能性がありますよね?
要するにこの設定がオンになっていると、
あなたがあなたのLINEに、
全然知らない人を自動的に友だち登録してしまう可能性があります。
それはその知らない人に取っても迷惑な話ですよね。
あなたが何か悪いことをしようとして友だち登録してきた、
と勘違いされる恐れもあります。
そのためオフにしておくのがオススメです。
では今回はここまで。